みなさまごきげんよう、SHIOMIです。
今日のお題は、ずばり「アトピーさんに意外と多い、お肉食べ過ぎてますよ問題」に食い込んでいきたいと思います。そして、今日のゲストはこちら!はっさん兄弟とパイナポーくんです。よろしくお願いします!
はーい♥よろしくです。
こんにちは♪よろしくお願いします。
アトピーさんに意外と多い、お肉食べ過ぎてますよ問題とは
アトピー性皮膚炎と診断され、標準治療を行うも、治らない、ぶり返すを味わううちに、沼落ちしてしまう一つが食事療法です。
アトピー性皮膚炎と食物アレルギーには、直接的な関係はないとされているものの、特定の食べ物を摂ったときに、痒みが出たり、炎症が酷くなったりすることを体感している人も多いかと思います。
例えば、油や小麦粉、そして卵などが思い浮かぶでしょうか。
でも、実は、アレルギーではないものの、もっと直接的にアトピー性皮膚炎の症状を悪化させているかもしれない、食材があるのです。
それが、今回のお題である「お肉」です。正確に言えば、たんぱく質です。
たんぱく質は、みなさんもご存知美しい皮膚をつくるコラーゲンの素になるものですから、誰もお肉がアトピー性皮膚炎の症状を悪化させているなんて思ってもみないですよね。
だからこそ、盲点になるし、対処せずに治らないを繰り返す人がいるのよ
実は、アトピー性皮膚炎の患者さんの中には、遺伝的にたんぱく質の分解酵素が少ない人も多いといわれています。たんぱく質は胃で消化されると、ペプチドやアミノ酸になって小腸で吸収されますが、たんぱく質の分解酵素が少ないと消化に時間がかかるだけでなく、未消化のたんぱく質が残り、結果、十分な栄養を吸収することができないのです。
また、アトピー性皮膚炎の患者さんは、お腹の調子が元々良くない人が多いです。リーキーガット症候群もその一つですね。腸と聞くと、大腸を想像する人も多いかと思いますが、栄養素を主に吸収する小腸の調子が悪いとうまく栄養素を吸収できす、栄養不足に陥ります。
そして、弱り目に祟り目とでも申しましょうか、たんぱく質の分解酵素が少ないうえに、腸の調子までいまいちな体に、大量のお肉がせっせと雪崩のごとくやってきたらどうでしょう?もし、あなたが胃腸ならこう答えませんか?
「なんだ、このブラック企業は~!!!」と。
そして、未消化のたんぱく質は炎症の素になります。そう、美しい皮膚をつくるはずのお肉の栄養素を充分に吸収できていいなかったばかりか、アトピーの地獄のような痒みと炎症を引き起こしていたのです。
なんということでしょう。でも、これがアトピーさんの現実なんです。
でも、安心してください。対策はありますよ!!そこで、ご登場いただくのがこの方々!
いぇ~い!呼んだ?
あとは、ボクたちにお任せあれ!
咀嚼とパイナップルが、たんぱく質のとりすぎ問題を解決!
先ほど、アトピーさんは、たんぱく質分解酵素が少なく、胃腸が弱い人が多いというお話をしました。これまで、腸壁にムチ打って、仕事を強いられてきた胃腸は、今疲弊しきっています。
人間でいうと、インフルエンザ並みの風邪にかかっているくらい、本当は何もしたくない、ずっと寝ていたい状態です。
さぁ、あなたがそんな状態の時、お母さんは何をしてくれますか?
「ポカリスエット飲みなさいね」「りんごむいてきたよ」「無理にたべんでいいからね」「ちょっと元気になったらおかいさんでも食べようか?」
お母さ~ん!!!!( ノД`)シクシク…
そうですね、水分はとりつつ、体を治すことに専念させるため無理には食べないですよね。一緒です。少し、胃腸を休ませてあげましょう。
食べ物によって、消化時間が違います。果物なら30分程度、野菜は2時間、お肉や炭水化物は6時間以上、、、と
実は胃腸さんこんなにも頑張っているんです。魚はお肉の半分ほどといわれているため、和食中心の食事から肉主体の欧米食になりつつある今、いかに日本人の体が駆使されているか、これをみてもわかりますよね。
まずはプチ断食や晩御飯の量を減らす、朝食を果物主体にするなど、胃腸を休ませる時間を積極的にとってみましょう。
そのうえで大事なのが、いかに食事の際、胃腸の負担を減らすか。その方法を今から解説します!
まずは、ボクたち、歯が頑張るよ!アトピーさんがしっかりと食べたお肉の栄養素を余すところなく弱っている胃腸で吸収するには、食べたものがどうなっていればいいかな?ヒントは、風邪のときにお母さんが作ってくれるものだよ。
風邪のときに、お母さんがつくってくれるものといえば、そう、お粥。
お粥は、しっかり噛まなくても、何十回も咀嚼したあとのような状態ですよね。これがミソなのです。私たちは、生まれつき、噛むという天から授かりし機能があります。
前歯で噛みちぎり、奥歯で噛み砕く力があるんです。ごはんであろうが、お肉であろうが、野菜であろうが、
噛んで噛んで噛みまくる!!!
どろっどろに、お粥のようになるまで噛みまくる!!!
そうすることで、少ない酵素でもしっかり早く消化することができ、胃腸の負担を減らしながら、十分な栄養素を吸収できるというわけです。
いいですか?大事なことなのでもう一度いいますよ!
噛んで噛んで噛みまくる!!!
回数なんて気にせず、口の中の食べ物が形状をなくすまで、飲み物とすら感じるまで噛みまくる。
焦らずゆっくり、味わいながら、一つひとつを噛んでいく。これは、食べ物への感謝の気持ちにも繋がります。
それに、噛むことによって唾液の分泌が促され、たんぱく質だけでなく炭水化物の消化が促進されるだけでなく、虫歯や歯周病にもなりにくくなり、結果、病気にかかるリスクも減ります。
意識してないと、意外とすぐに飲みこんじゃうよ。しっかり噛むことは、顔のリフトアップにもいいよ。美しくもなれるなんて、一石二鳥!!
いつも消化に使っている酵素やエネルギーを体の快復に使えるようになるから、
毎日、よく噛むだけで、たくさん食べているのになぜだか痩せたり、食後の眠気がやわらいだり、翌朝の寝起きが爽やかになるわよ♪
そして、焼肉やステーキ、バイキングといった、今日はお肉食べるぞ~!!ってときは、ボクを呼んでね!
そう、しっかり噛むことが大前提ですが、いつもよりもガッツリお肉(たんぱく質)をとりすぎるなと分かっているときは、予め、食前にパイナップルを食べましょう!
実は、パイナップルには、強力にたんぱく質を分解する酵素「ブロメライン」が含まれています。中華の酢豚にパイナップルが入っているのは、お肉を柔らかくするためって聞いたことありませんか?
同じ原理です。事前にパイナップルを食べておくことで胃の中にはたんぱく分解酵素が、はやくこいこいとばかりに待ち受けてくれて、いざお肉が入ってくると、強力に柔らかくしてくれるのです。
そのため、あまり早くに食べすぎたり、酵素がなくなっている加熱した缶詰などのパイナップルはNG!
果物は30分程度で消化されるといわれているため、15分前くらいからか、一緒に食べるのが理想的ですね!
バイキングなどでは、パイナップルをはじめ、果物から先に食べて、野菜、炭水化物や肉類と、消化される順番に食べるとよいですよ。
それにボクには、セラミドの元になる「グルコシルセラミド」が含まれているんだよ♪継続的に食べることで、お腹の調子も整って、どんどん好循環が生まれてくるよ。
8週間パイナップルを食べ続けた便秘傾向で肌トラブルが気になる人たちの腸内環境が整い、乾燥やシミの自覚的感覚が改善したという研究結果もあるんだよ!試してみない手はないよね!
酵素を味方につけて、さらに胃腸改善を目指す方法
実は、ボク意外にも食べたものの消化を助けてくれる酵素たっぷりな食品があるよ。それらを一緒に食べることで消化吸収力がぐっと高まって、アトピー性皮膚炎の改善を助けてくれるよ。
たんぱく分解酵素が豊富な食品・・・パイナップル、グリーンキウイ、イチジク、マイタケ、こうじ、生姜
炭水化物分解酵素が豊富な食品・・・大根、かぶ、にんじん、ブロッコリー、かぼちゃ、パプリカ、バナナ、酢、こうじ
脂質分解酵素が豊富な食品・・・グレープフルーツ、みそ、納豆、漬物、チーズ、アボカド、ホウレンソウ、大根、トマト、こうじ
みなさん、お気づきでしょうか?実は、たんぱく質、炭水化物、脂質ともに分解できる酵素を持つ食材があるんです。それこそが、「こうじ」!
身近なこうじ食品でいえば、「味噌」ですね!でも火を通しては作用が弱まってしまうので、生の味噌がおすすめ。お味噌汁も一旦火を止めて、少し冷ましてからお味噌をとくと、酵素たっぷりのお味噌汁がいただけます。
味噌をつけてキュウリをポリポリ、お肉やお魚の味噌漬け、醤油こうじや塩こうじで味付けするのもいいですね!
毎日の食卓に、上記のような酵素たっぷりな食品やお味噌、こうじを使った食品を意識して追加するだけでも、胃腸がどんどん元気になり、好循環が育まれていきますよ。
おさらい
毎日、毎食意識して、食べ物は、お粥みたいになるまで噛みましょう。
お肉をいっぱい食べるときは、食前に、パイナップルを食べましょう!
そして、酵素たっぷりな食品や味噌、こうじ食材を毎日の食卓に取り入れましょう!これにて、「アトピーさんに意外と多い、お肉食べ過ぎてますよ問題」は一件落着!
「わたしのROOM」では、私のアトピー人生を大きく変えてくれた、実際に使って本当に効果のあったものだけを厳選してご紹介しています。ぜひ、覗いてみてくださいね♪