バスソルトは風呂釜を傷めたり、錆びる？残り湯は洗濯に使える？知らないとヤバい、間違った使い方

塩が主原料であるバスソルト。お風呂で使う際の心配ごとといえば、風呂釜を傷めないか、配管が錆びないかということですよね。

結果からいうと、一般的にはバスソルトが風呂釜を傷めたり、配管が錆びるということはありません。

ただし、バスソルトの中には、一般的には含まれていない成分が入っている場合や添加されている場合があり、その成分が風呂釜を傷めたり、配管を錆びさせてしまったりすることがあるため注意が必要です。

また、間違った使い方やお掃除することで、風呂釜が傷ついてしまうことも。

そこで今回は、どのような成分に気をつければ、安心してバスソルトを楽しめるのか、そして、バスソルトの残り湯は洗濯に使えるのかなど、バスソルトの疑問を解消できる内容をご紹介したいと思います。

風呂釜を傷める間違ったバスソルトの使い方とは？

一般的に、食塩や岩塩などバスソルトに含まれる成分は水溶性のものが多く、金属部分を錆びさせるような酸性の成分が含まれていることはありません。

そのため、極度に心配しすぎるあまり、バスソルトを諦めるなんてことはナンセンス！どんどん、バスソルトを楽しみましょう。

かくいう私も、もう、10年以上バスソルトを楽しんでいますが、浴槽や風呂釜ともに異常なし。

ただし、安心とはいえ、バスソルトの種類やお掃除方法によっては傷ついてしまうこともあるため、ちょっとしたコツは必要です。

絶対NG！バスソルトや入浴剤ほか、浴槽や風呂釜を傷めてしまうNG行動

バスソルトや入浴剤を使った際の追い焚き

一般的にバスソルトに含まれる成分がすぐさま、浴槽や風呂釜を傷つけることはないといわれていますが、バスソルトの成分が追い焚きや長時間浴槽に放置される際には、悪影響を及ぼすことも。

例えば、

以下のような成分は、給湯器が傷んでしまうといわれています。そのため、下記の成分が入ったバスソルトや入浴剤は、特に追い炊きしないよう注意しましょう。

• 硫黄成分
• 塩化ナトリウム（バスソルト）
• 酸化チタン
• 炭酸カルシウム

追い焚き可能かどうかは、パッケージを確認してみてくださいね。

酸性の入浴剤の使用

風呂釜は酸性の入浴剤を使用すると、その酸性成分が釜に付着し、錆びやすくなってしまいます。

長時間の使用や高温のお湯

風呂釜は長時間の使用や高温のお湯によって熱膨張し、熱収縮することで歪みやひび割れが生じることがあります。

強い洗剤や酸性洗剤の使用

強い洗剤や酸性洗剤を使うと、風呂釜の表面を傷めてしまうことがあります。

金属スポンジやザラザラした素材の使用

金属スポンジやザラザラした素材を使用すると、風呂釜の表面に傷がついてしまうことがあります。バスソルトを使う際には、必ずバスタブの取扱い説明書を確認し、適切に使用するようにしてください。

また、バスタブが金属製の場合は、硬いスポンジやブラシを使用せず、柔らかいスポンジで優しく洗うようにしましょう。

このように、塩や岩塩などの一般的な塩分は、風呂釜を傷めることはありません。ただし、特に、金属製の風呂釜に関しては、使用後に水気を十分に拭き取るなど、適切なメンテナンスが必要です。

また、風呂釜の素材によっては、塩分や酸性成分が含まれる入浴剤や洗剤の使用が適さない場合があります。適正な温度での入浴、中性の洗剤の使用、柔らかいスポンジや布を使った清掃などが重要です。

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バスソルトを使った水は、洗濯に使用できる？

一般的には、バスソルトを使用後の水は、洗濯に向いていません。

バスソルトによって湯船の水質が変化し、洗濯物に残留する可能性があります。そのため、洗濯に利用する場合は、適切な使用量に注意し、衣類の素材や色合いに合わせて使用することが重要です。

また、バスソルトによって水質が変化するため、洗剤の効果が低下することがあるため、洗剤の量を調整する必要があるかもしれません。

残り湯のpH値が高い場合は、衣類の繊維を傷める恐れがあるため、中性洗剤を使用することをお勧めします。

最終的には、洗濯物の状態に合わせて適切な使用量や洗剤の量を調整することが大切です。

また、バスソルトに含まれる成分や粒子が、洗濯機に詰まる可能性があり、故障の原因になることがあります。洗濯槽内にバスソルトの成分が残ってしまい、不快なにおいや肌トラブルの原因になる可能性もあります。

そのため、私個人としては、バスソルトを使用した後は、洗濯水として使用しないことをおすすめします。

バスソルトは、正しい使い方をすれば安心して楽しめる！

こんな風に、あれもダメこれもダメといわれると、

「なんだかバスソルトって大変そう・・・」って思いますよね。

でも、そんなことないんです！！今日ご紹介した内容をまとめると

・追い焚きはしない

・バスソルトを楽しんだ残り湯は溜めておかず、柔らかいスポンジとシャワーですぐ洗い流す

実は、たったのこれ二つ！ね、簡単でしょ？

なにせ、私はこれでかれこれ10年以上、バスソルトを楽しんでいますが、今のところトラブルは一度もありません。

より、お掃除を楽にして安心して入りたい人は、こちらの記事も合わせてどうそ♪

バスソルトは洗濯ネットが安心！お掃除も簡単になって一石二鳥

いかがでしたか？バスソルトの主原料である塩は、ミネラルの宝庫です。

ナトリウム以外にも、マグネシウムやカリウム、亜鉛やホウ素など、身体を健康に保つために必要なミネラルがたくさん含まれています。

ミネラルを摂取すると聞くと、どうしても食べ物やサプリメントを思い浮かべがちですが、実は経皮吸収の方が、経口摂取よりも体内に取り込みやすい場合もあるのです。

マグネシウムなんかが有名ですよね。

実は、バスソルトは単にポカポカ温まってリラックスできるだけでなく、ミネラルを効率的に体内に取り込める手段でもあるんです。

お掃除に気を使わなければいけないのは、ほんの少しだけ。

せひみんさんも最高のバスソルトタイムを楽しんでくださいね！