エプソムソルトは糖尿病に効果抜群！？噂の真相を徹底検証

いまや糖尿病患者数は1,100万人と推定され、世界でも第9位の糖尿病大国といわれている日本。

実は私もHbA1cが5.6（正常値5.5）になったことがあり、それから経過観察を今も続けています。

このサイトでは、エプソムソルトがアトピーや白髪にも効くという噂の検証をしてきましたが、実は糖尿病に関しては、アトピーや白髪よりもエビデンスがしっかりしているんです。

糖尿病とは、本来エネルギーに変わるはずの糖が血液中に大量にとどまることで、血管が破壊され、しびれや皮膚疾患のほか、重症になると重大な合併症を引き起こす恐ろしい病気です。

糖尿病かどうかは、食後の血糖値の推移や血液検査で過去1、2か月間の血糖値の平均値が分かるHbA1cの数値で分かります。

例えば、

・空腹時血糖値が126mg/dl以上

・HbA1c（NGSP値）が6.5%以上

の場合、糖尿病の疑いが高くなります。

本来、食事で摂取した糖分は、すい臓から分泌される、インスリンによってエネルギーに分解されますが、何らかの原因によってインスリンの分泌量と糖分の摂取量のバランスが崩れると、分解されない糖分が血液の中に溢れ、結果糖尿病になってしまいます。

日本人は、遺伝的にインスリンの分泌量が少ないといわれています。戦後、豊かになり、食が欧米化したことで糖尿病が急増していることから、糖質の摂りすぎや運動不足も一つの原因といえそうです。

また、体重が増加し脂肪が増えると、肥満脂肪からインスリンを抑制する物質が分泌されます。結果、肥満になるとますます糖分が分解されにくい状態になり、糖尿病になりやすくなるという悪循環が生まれてしまうんです。

私の糖尿病予備軍疑いが発覚したのは、妊娠中の検査でした。妊娠糖尿病検査にひっかかり、再検査。陰性ではありましたが、なりやすい体質なのかなという疑問が残りました。

その後、別の血液検査でHbA1c値5.6という結果が出た際、その先生が糖尿病の専門医でもあったことから、体質的にインスリンの分泌が少ないかもしれないから経過観察しましょうかという話になったんです。

そもそも糖尿病ってどんな病気？

糖尿病は栄養をとれば健康に戻る

私自身、どちらかというとやせ型で、子育ての大変さからろくにご飯も食べられていないような状態なのに、なぜ血糖値が高くなるのか。その疑問をこの本が解決してくれました。

前述したように、糖尿病はカロリーの摂りすぎによってリスクが高まります。でも逆に、それほど食べていなくても、カロリーの消費力不足（栄養不足による代謝の低下や内臓機能の低下）によっても起こるのだそうです。

そのため、糖尿病の根本的な解決をめざすには

・不足しているビタミン・ミネラルを足す

・摂りすぎている三大栄養素、特に糖質を中心に減らす

そこで登場するのが、お待ちかね！エプソムソルト（マグネシウム）です。

糖尿病によい＝糖分をエネルギーに変えるお手伝いをしてくれる栄養素は、ビタミンB１をはじめさまざまありますが、マグネシウムは、インスリンの分泌を高め、逆にインスリンの抵抗性※を低下させる作用があるといわれています。※インスリンの抵抗性とは、各臓器でインスリンの効きが悪くなること。

そのため、マグネシウムが不足するとインスリンの分泌が低下し、インスリンの抵抗性が高まるため、どんどん糖分を代謝できない身体になってしまうということなんです。

運動不足もインスリンの抵抗性を高める要因といわれていますが、マグネシウムをしっかり摂取することで、そのリスクが回避でき、メタボリックシンドロームの発生も抑制するというのだから驚きです。

マグネシウムってなんだかすごい栄養素ですよね。

エプソムソルト温浴が、糖尿病に効果があるといわれているのはそのためなんですね。糖尿病でない人も日ごろからしっかりとエプソムソルト温浴をすることで、糖尿病予防ができますよ。

いかがでしたか？今回は、エプソムソルトと糖尿病の関係をご紹介しましたが、もちろん、エプソムソルト温浴だけで糖尿病がよくなるわけではありません。

他の栄養素もしっかりと補いながら、運動、食事療法を実施して、糖分をしっかりエネルギーに消費できる身体づくりをめざしましょう！

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